『三大疼痛の1つ!群発性頭痛って何!?』
【三大疼痛の一つ】群発性頭痛(ぐんぱつせいずつう)とは?特徴とカイロプラクティックの役割
こんにちは。
サインカイロ整体院の中村です。
今回は、「三大疼痛(激痛)」の一つとして数えられることもある**「群発性頭痛(ぐんぱつせいずつう)」**について、その特徴、原因、そしてカイロプラクティックができることについて解説します。
1. 「三大疼痛」の一つに数えられる激しい痛み
「三大疼痛」とは、一般的に最も激しい痛みを伴うと言われる疾患の総称です。諸説ありますが、多くの場合、以下の3つが挙げられます。
- 尿路結石
- 心筋梗塞
- 群発性頭痛
群発性頭痛は、その中でも特に「目をえぐられるような」「突き刺すような」と表現されるほどの激烈な痛みが特徴です。あまりの激痛に、片頭痛のようにじっとしていることができず、落ち着きなく動き回ってしまう方も少なくありません。
2. 群発性頭痛の「3つの特徴」
一般的な頭痛と群発性頭痛を区別する、特有の症状と発作パターンがあります。
特徴 | 詳細 |
1. 痛みの部位と性質 | 片側の目の周囲、目の奥、側頭部に激痛が出現します。発作中、痛む側の目の充血、涙、鼻水・鼻詰まりといった自律神経症状を伴うことが多いです。 |
2. 痛みが出現する時間 | 痛みは15分~3時間程度続き、特に深夜から早朝にかけて、毎日ほぼ同じ時間帯に起こりやすい傾向があります。 |
3. 周期性(群発期) | 激しい頭痛が1〜2ヶ月間、集中的に繰り返されます(群発期)。その後、数ヶ月から数年、頭痛のない時期(緩解期)が続くという特徴があります。 |
3. 群発性頭痛の主な原因と誘発要因
群発性頭痛のはっきりとした根本原因は、現在も詳しくわかっていません。
しかし、脳の視床下部(体内時計を司る部位)の機能異常や、目の奥を通る血管の拡張が関与していると考えられています。
特に発作が起こる群発期には、頭痛を誘発・悪化させる要因があることが知られています。
- 男性の罹患率が高い(女性の3〜7倍)
- 喫煙習慣
- 飲酒(群発期にアルコールを摂取すると、血管が拡張し激しい痛みを引き起こす可能性が高い)
- 不規則な睡眠時間や体内時計の乱れ
4. 予防と対策:専門医での治療と生活習慣の改善
群発性頭痛は、まず病院(脳神経外科、頭痛外来など)で適切な診断を受け、薬剤による治療(急性期治療としての自己注射や酸素吸入、予防薬の服用など)を行うことが極めて重要です。
その上で、予防として最も重要になるのは生活習慣の改善です。
- 群発期における禁酒・禁煙の徹底
- 規則正しい睡眠時間の確保
- 激しい運動やサウナなど、血管を急激に拡張させる行為の制限
5. 群発性頭痛に対するカイロプラクティックの役割
カイロプラクティックは、群発性頭痛の直接的な治療ではなく、自律神経の乱れや首・肩周りの緊張を整えることを目的に施術を行います。
現在、オーストラリアやアメリカなどで、カイロプラクティックによる頭痛疾患への効果に関する研究報告があり、当院では以下の点にアプローチします。
- 自律神経機能の調整:
- 背骨(特に頚椎や胸椎)の機能異常を調整することで、頭痛に関与するとされる自律神経の働きを整える一助とします。
- 周囲の筋肉の緊張緩和:
- 首や肩周りの筋肉の緊張を緩和し、血流を改善することで、発作の頻度や強さの軽減を目指します。
- 生活習慣指導:
- 飲酒や睡眠に関する指導を含め、再発を防ぐための生活習慣のアドバイスを行います。
群発性頭痛の発作時は病院での治療が最優先ですが、発作が治まった後の再発予防や、自律神経の安定化を目指す方は、ご相談ください。
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