本当の腰痛の原因とは?
「腰痛の9割は仙腸関節が原因!?」知っておきたい本当の腰痛の根本原因とケア
こんにちは。
サインカイロ整体院の中村です。
誰もが一度は経験する国民病ともいえる「腰痛」。その原因は筋肉のコリやヘルニアだけだと思っていませんか?
実は、ほとんどの腰痛の約9割は、**「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」**という骨盤の関節に原因があると言われています。
今回は、慢性的な腰の張りや鈍痛、そして「ぎっくり腰」まで引き起こす仙腸関節の役割と、そのケアの重要性について解説します。
1. 「仙腸関節」とは?なぜ腰痛を引き起こすのか
仙腸関節の構造と役割
仙腸関節とは、骨盤の中央にある仙骨とその両側を囲む寛骨をつなぐ関節です。
かつては「動かない関節」とされていましたが、現在では2~3ミリ程度のわずかながら重要な動きがあることが分かっています。この関節は、上半身の重みを支え、歩行時などの衝撃を吸収する体の土台として機能しています。
仙腸関節が腰痛になるメカニズム
仙腸関節は動きがごくわずかであるため、不用意な動作や繰り返しの負荷(中腰での作業など)によって、わずかな不適合(ズレ)や、関節の「遊び」が失われる状態になります。
この動きの悪くなった状態を**「ロッキング」**と呼びます。
仙腸関節がロッキングを起こすと、衝撃吸収ができなくなり、その負担がダイレクトに**腰椎(腰の背骨)**にかかるため、激しい腰痛やぎっくり腰が誘発されるのです。
このことから、腰痛の多くは筋肉の問題ではなく、関節、特に仙腸関節が根本的な原因となっていることがほとんどだと考えられています。
2. 仙腸関節由来の腰痛:「3つの主な症状と特徴」
仙腸関節に問題がある場合、一般的な腰痛とは異なる、いくつかの特徴的な症状が現れます。
| 特徴 | 詳細 |
| 痛みの部位 | 痛みが、一般的な「腰」の部分よりも少し下、尾骨の斜め上あたり(お尻の割れ目の上付近)に集中しやすい。臀部(お尻全体)や足の付け根(鼠径部)に痛みを感じる方もいます。 |
| 初動時痛 | 痛みの原因が関節の動きにあるため、動作の開始時に痛みが誘発されます。特に朝の起き上がり時や椅子からの立ち上がり動作などで強く痛みを感じるのが特徴です。 |
| 圧痛 | 仙腸関節の周辺を指で押すと、強い痛み(圧痛)がみられることがあります。 |
3. 仙腸関節痛へのアプローチ:病院とカイロプラクティック
仙腸関節痛の治療は、近年整形外科分野でも注目されており、テレビでも話題になったAKA博田法(関節運動学的アプローチ)などの専門的な治療法も存在します。
病院での対処
病院では、主に痛みの症状を抑える目的でブロック注射や痛み止めの薬が処方されることがほとんどです。しかし、画像検査(MRI、CTなど)で異常が見つかりにくいため、「原因不明」とされるケースも少なくありません。
カイロプラクティックでのアプローチ
カイロプラクティックでは、腰痛の症状の方に対して、必ずといっていいほど仙腸関節を詳しく検査します。
- 関節の柔軟性回復:動きが悪くなっている(ロッキングしている)仙腸関節に対して、適切な**矯正(アジャストメント)**を施し、関節のわずかな「遊び」と柔軟性を回復させることに重点を置いて施術を行います。
- 根本原因の特定:あなたの腰痛が仙腸関節が原因なのかどうかを判別し、根本的な改善を目指します。
MRIやCTなどの画像検査で問題がなかった方、ブロック注射等でも症状が改善されなかったとお悩みの方は、一度カイロプラクティックで専門的な視点からお身体の状態を診てもらうのも、根本解決に向けた選択肢の一つとしてご検討ください。
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