『ストレッチの重要性!』

こんにちは。サインカイロプラクティックの中村です。本日は『ストレッチの重要性!』というテーマでお話をさせていただきます!実際のところ皆さんは ”ストレッチ”はしているでしょうか?そして”なぜ?”しているのか‥『健康のため』『身体を柔らかくするため』『病院で勧められたから』などなどでしょうか?私は特に、肩こりや腰痛といった方で症状が長引きそうな方や、時間が取れずなかなか定期的にケアをできない方にはストレッチを勧めています!こないだ興味深いを聞きました。皆さんは病院で健康診断を年に1度は受けることが多いと思いますが‥何と!お医者さんの4割はその健康診断を受けないそうです!それを聞くと、『健康診断をちゃんと受けてください!』と言われてもなんか説得力ないですよね(笑)すべてのお医者さんがそうではないんですが‥ストレッチを仕事柄勧めている私はと言いますと‥自身もストレッチはしております(笑)


ストレッチをする目的とは?

さて話はズレましたが本題に戻ります‥ストレッチをする目的は個々によって様々ですが、私がストレッチをおすすめする目的は‥『筋肉やその他組織のパフォーマンスの維持』です。もちろんまだまだストレッチのメリットはあるますが‥私が思う最大のストレッチの目的はここです。うちで施術を受けた後は、少なくとも施術前に比べて筋肉や関節の状態が良いと考えるとその良い状態をずっと維持していきたいですよね?そこで『ストレッチ』が意味をなすんです。定期的に筋肉の組織を含め適度な伸張ストレスを与えることで状態の改善の維持に繋がります。なお、筋肉は定期的に伸ばしてあげないと、正常に縮むことができなくなります。筋肉の最小単位は”筋原線維”という名称の細胞で、筋原線維の最小単位が”サルコメア”という線維です。このサルコメアはさらに”アクチン”、”ミオシン”の2つのフィラメント(連続した長い線維)で構成されており、その細胞が筋肉の収縮をになっています。さらに、脳から筋肉に”緩め”という指令が出ると、筋肉の外にあるナトリウムイオンが筋肉に移動し、その際に電圧の変化が起こって筋原線維内でカルシウムイオンが放出されます。その反応から筋肉の収縮が起こります。カルシウムイオンが元に戻ると、アクチンとミオシンという細胞が元に戻ることで筋肉は緩んでいきます。なので、筋肉は決して収縮と弛緩をするだけで伸びることはないんです。ですから筋肉は使わないでいると、どんどん柔軟性が失われるんです。ただ、ストレッチがよいからと言っても限度があります。過度のストレッチは逆に悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。例えば、身体が柔らかいことの象徴でもある180度開脚においては、関節が生理的な可動範囲を超えるため、股関節にトラブルを生じやすいんです。何事もほどほどに…ですね!ちなみに‥よく『ストレッチをすると筋肉が柔らかくなりますか?』と聞かれますが‥ストレッチで筋肉がほぐれることはないんです!皆さんもこれを期に、ストレッチをしてみてはいかがでしょうか!?

サインカイロプラクティック